安倍晋三首相は理解していない!
トランプ大統領が誕生する
「民主主義の本質」について
作家・哲学者の適菜収が「安倍政権の無能と欺瞞」を討つ!
議会主義、および三権分立や二院制などの仕組みは、民主主義の負の側面を封じ込めるためのものです。哲学者のシャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(一六八九~一七五五年)が制限選挙を説いたのも、民主主義の危険性を見抜いていたからです。
権力は暴走します。
だから権力は分散させなければならない。
一院制を唱えるような人間(たとえば安倍)は、文明社会の成員の資格を欠いていると言わざるを得ません。
(※話題の新刊『安倍でもわかる政治思想入門』本文一部抜粋)
著者略歴
適菜 収(てきな・おさむ)
1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC層の研究』、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、『死ぬ前に後悔しない読書術』(KKベストセラーズ)、『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)など著書多数。安倍晋三の正体を暴いた渾身の最新刊『安倍でもわかる政治思想入門』(KKベストセラーズ)が全国書店、Amazonにて好評発売中。